戸籍にフリガナが表記
2025年05月08日
みなさんこんにちは
シイネ企画の椎根(しいね)です。
2024年以降、日本の戸籍制度に新たな変化が加わりました。
それが 「戸籍に氏名のフリガナ(読み仮名)が表記される」 というものです。
この記事では、その背景や目的、私たちの生活にどのような影響があるのでしょう
■ そもそも「戸籍」とは?
戸籍は、日本人の親子関係や婚姻関係などを公的に記録する制度で、法務省が管理しています。
本籍地にある役所で管理され、出生、結婚、死亡など人生の節目で必要になります。
今までの戸籍には、氏名が漢字でのみ記載されており、その読み方(フリガナ)は載っていませんでした。
■ なぜフリガナの表記が必要になったの?
主な理由は以下の通りです。
① 読み方がわからない名前が増えてきた
近年、キラキラネームと呼ばれるような独創的な名前や、読み方が一般的でない漢字の使い方が増えています。
これにより、行政機関や民間企業で氏名を正しく読むことが難しくなってきました。
② デジタル化・マイナンバーとの連携
政府が進めている**行政のデジタル化(デジタル庁の設立など)**により、氏名情報の一元管理が求められています。
正しいフリガナ情報を統一して登録することで、マイナンバー制度や公的サービスの効率化につながるのです。
■ いつからフリガナが戸籍に載るの?
戸籍にフリガナが表示されるのは、2024年から段階的に開始されており、すでに運用が始まっています。
ただし、すでに存在している戸籍すべてに即時反映されるわけではなく、市区町村の更新時や手続きに応じて順次記録される形です。
■ どんな情報が記載されるの?
戸籍に記載されるフリガナは、以下の2つです。
氏(名字)の読み方
名(名前)の読み方
例えば「田中 花子」さんの場合、
「タナカ ハナコ」とカタカナで表記されます。
■ 登録されるフリガナはどうやって決まる?
本人や親などが戸籍に登録する際に、読み方を届け出る必要があります。
この読み方は、社会的に通用していれば自由に決められるという柔軟な運用がされています。
ただし、将来的には著しく逸脱した読み方(例:「光」で「ピカチュウ」など)については、制限される可能性もあると言われています。
■ 私たちへの影響は?
1. 役所での手続きがスムーズに
読み方を毎回説明したり、間違えられることが少なくなります。
2. 名前の統一性が高まる
マイナンバーや運転免許証、保険証など、公的書類での氏名表記の統一が進みます。
3. フリガナの確認・修正が必要に
読み方が間違って記録されていた場合は、修正の届け出が必要になります。戸籍に誤ったフリガナが載らないように注意しましょう。
■ 最後に
戸籍にフリガナが追加されたことは、日本の行政の透明化・効率化に向けた大きな一歩です。
特に今後、AIやデジタル行政との連携が進む中で、正しい名前の読み方が公式に登録されていることの重要性は高まっていくでしょう。
これを機に、自分や家族の戸籍の確認をしてみるのも良いかもしれませんね。
シイネ企画ではみなさんの住まい探しに精一杯がんばります。
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