諸橋近代美術館 ととのう展
2025年04月19日
みなさんこんにちは
シイネ企画の椎根（しいね）です
最近、サウナで“ととのう”のがブームだけど、「美術館でととのう」って言われたら、あなたはどう思いますか？
「いや、それサウナじゃないの？」って思ったそこのあなた。実は今、私たちの福島県の諸橋近代美術館で、まさに“美術でととのう”体験ができる展覧会が開催されてるんです。
「ととのう展 ～ヘルスケアにつながる美術館～」
これはただのアート展じゃないんです。観るだけで、ココロとカラダがほぐれていく、まさにアート×ヘルスケアの新境地。
美術館で“博物館浴”？ 科学で証明されたアートの癒し効果
展覧会の第1章では、「博物館浴®」という聞き慣れないけど妙に気になるワードが登場。これは、美術鑑賞が実際にストレス緩和や心の健康に効果があるっていう研究なんです。
なんと、全国88館・1,200人超のデータをもとに、鑑賞前後で生理的・心理的変化を測定するガチの実証実験。
美術を“浴びる”という感覚、サウナとリンクしてて面白い。
印象派の“ととのった”瞬間に触れる
第2章では、ルノワールやユトリロなど、印象派の画家たちが自然と向き合った“ととのい”の瞬間に出会えます。
彼らは産業化が進む都会から抜け出し、癒しを求めて自然の中で絵を描いていたわけで、それって今の私たちが田舎に行って「ととのう」感覚と同じなのでは…？
筆のタッチに、光の表現に、画家たちの深呼吸が宿ってるようで、なんだかこちらも呼吸が深くなる。
究極の“ととのい”は、天国にあった!?
そして極めつけの第3章は、ダリが描いた『神曲』の天国編。そう、“ととのい”の最終形は「天国」なんです。
サウナ後に「天国だった〜」って言ったこと、ありませんか？
まさにそれを視覚化したような幻想的で荘厳な世界が広がっています。
『マンガ サ道』ファン歓喜！原画展示も見逃せない
さらに嬉しいのが、タナカカツキ氏による『マンガ サ道』の原画展示！
サウナ文化に革命を起こしたこの作品の世界観が、美術館の空気の中でより深く味わえます。
しかも、本展だけの描き下ろし漫画もあるから、サ道ファンは絶対に見逃せない。
美術館は、次の“サ活スポット”かもしれない
今までは「アート＝難しそう」って思ってたけど、この展覧会はまるで“心の温泉”みたい。
アートに触れることで、頭の中のざわざわが静まり、呼吸が深くなる──そんな体験ができる場所でした。
次の週末、ちょっと疲れてるなって思ったら、美術館で“ととのって”みませんか？
シイネ企画ではみなさんの住まい探しに精一杯がんばります。
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