啓蟄

2025年03月05日

みなさんこんにちは

シイネ企画の椎根(しいね)です

 

今日は暦の上では春が訪れるとされる「啓蟄(けいちつ)」

この言葉、聞いたことはあっても、具体的にどんな意味があるのか知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は、啓蟄の意味や由来、豆知識をご紹介します。

 

啓蟄とは?

啓蟄(けいちつ)は二十四節気の一つで、毎年3月5日頃に訪れます。「啓」は“開く”、「蟄」は“土の中にこもる”という意味を持ち、冬の間に地中で眠っていた虫や生き物が春の暖かさを感じて動き出す時期を指します。

この時期になると、気温が徐々に上がり、植物が芽吹き始め、昆虫や動物たちが活動を再開します。まさに「春が来た!」と実感できる季節の変わり目です。

 

啓蟄の由来と歴史

二十四節気は中国の暦に由来し、古代の人々が農作業の目安として活用していました。日本にも伝わり、季節の移り変わりを知る指標となっています。

啓蟄の頃になると、昔の人々は「そろそろ田畑の準備を始めよう」と考えたのです。また、啓蟄の頃には雷が鳴り始めるとも言われ、「虫出しの雷(むしだしのかみなり)」とも呼ばれます。この雷の音に驚いて虫たちが目を覚ます、というのは何とも風情のある表現ですね。

 

日本における啓蟄の風習や行事

日本では、啓蟄に関連する特別な行事はあまり多くありませんが、この時期に冬の寒さが和らぎ、春らしい行動を始めるのが特徴です。

① 桃の節句(ひな祭り)

啓蟄の前後には、3月3日の桃の節句があります。雛人形を飾ることで、子どもの健やかな成長を願う風習は、日本の春の訪れと共に行われる美しい伝統行事です。

② 農作業の開始

農家では、啓蟄の時期に田畑の準備を始めることが多く、特に畑を耕したり、種まきを始めたりする目安になります。

 

啓蟄にちなんだ面白い知識

● 本当に虫は土から出てくるの?

実際には、すべての虫がこの時期に出てくるわけではありません。種類によって活動時期は異なりますが、暖かい陽気に誘われてカエルやミミズ、アリなどが姿を現すのは確かです。

● 「虫」とは昆虫だけではない!?

昔の日本では「虫」という言葉は、昆虫だけでなく、ヘビやカエルなどの小動物も含めた広い意味で使われていました。啓蟄はまさに、そんな小さな生き物たちが目覚める季節なのです。

● 啓蟄にちなんだことわざ

「春雷(しゅんらい)を聞けば田植えの準備をせよ」ということわざがあり、雷が鳴り始めると春の訪れが本格化するサインとされていました。

 

啓蟄とは、冬眠していた虫たちが目覚め、春の訪れを感じる季節の節目でした。昔の人々は自然の変化を敏感に感じ取り、それを暦として生活の指針にしていました。

春の気配を感じたら、ぜひ外に出て自然の変化を楽しんでみてください!あなたの周りでも、小さな生き物たちがそっと動き出しているかもしれませんよ。

 

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