小正月

2025年01月15日

みなさんこんにちは

シイネ企画の椎根(しいね)です。

 

今日は『小正月』です

日本の伝統行事の中でも、正月気分がまだ残る1月15日頃に行われる「小正月(こしょうがつ)」は、正月三が日とは一味違った趣を持っています。

大正月(元日から3日まで)と対になるように名付けられたこの行事には、家族や地域が一緒になって楽しむ日本らしい風習が詰まっています。

 

小正月の由来

小正月は、もともと旧暦の1月15日に祝われていました。この日が満月の日にあたることから、月を崇める信仰と深く結びついています。また、農耕民族である日本人にとって、豊作祈願や収穫への感謝を込めた祭りとしても重要な役割を果たしていました。

 

小正月の風習

1. 団子さし(餅花)

小正月といえば、団子さしの風景が真っ先に思い浮かぶ人もいるでしょう。細い枝に色とりどりの小さな団子や餅を飾り付けるこの風習は、五穀豊穣を願う意味があります。木の枝に飾られた餅は、まるで満開の花のようで、寒い冬に一瞬春を感じさせてくれる素敵な風景です。

2. 左義長(どんど焼き)

正月飾りや書き初めを焚き上げる行事も、小正月の特徴です。この炎で焼いた餅を食べると無病息災になるといわれています。また、炎の勢いでその年の豊作や運勢を占う風習も各地で行われています。

3. 小豆粥を食べる

小豆粥は、古くから邪気を払う食べ物とされてきました。小豆の赤い色が魔除けの力を持つと信じられており、家族でこれを食べることで一年の健康を願います。

 

現代の小正月

都市化や生活様式の変化に伴い、小正月の風習は一部地域でのみ行われることが多くなりました。しかし、伝統行事としての魅力は色褪せることなく、地域おこしや観光イベントとして復活する動きも見られます。例えば、地元の子どもたちがどんど焼きに参加したり、手作りの餅花を展示するイベントなど、現代のライフスタイルに合わせた形で楽しまれています。

 

小正月を楽しむアイデア

家庭で団子さしを体験 お子さんと一緒に団子さしを作るのはいかがでしょう?シンプルな白い団子だけでなく、着色したカラフルなものや、形を工夫したオリジナル団子で楽しい時間を過ごせます。

小豆粥パーティー 友人や家族を招いて、小豆粥を中心にした食事会を開いてみましょう。小豆粥だけでなく、和菓子やお茶を添えることで一気に雰囲気が出ます。

地域イベントに参加 地元の小正月行事を調べて、参加してみるのもおすすめです。どんど焼きや伝統的な踊りが見られるイベントは、子どもから大人まで楽しめます。

 

小正月は、家族や地域が一体となって楽しむ、日本の心が詰まった行事です。現代の忙しい生活の中で少し立ち止まり、この伝統行事を通じて自然や人とのつながりを感じてみませんか?新しい年の始まりを、さらに豊かに彩るきっかけになることでしょう。

 

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